INTERVIEW -JUN KAWAI (EGO TRIPPING) INTERVIEW-

今回のBLOGはいつもとは少し違う角度でお届けします。


お客様のリクエストに応えて
「EGO TRIPPINGのデザイナー」、「GARROTのオーナー」でもある河合氏をインタビューしました。



22年目を迎える「EGO TRIPPING」
これまでの経緯や今後の目標など、普段ではなかなか聞けないことをインタビューしてきました。



Q①「デザイナー」「ショップオーナー」になるまでのルーツを教えてください

高校生の時にパンクバンドをやってて、自分たちでライブの衣装を考えたり、リメイクしたり、そこから"服"に興味を持ち始めたかな。

高校卒業の時に美容師かアパレルデザイナーになるか悩んだけど、モード学園に入学して本格的に"服"を学んでいった。
モード学園の時は、真面目じゃなかったけど色々なコンテストで入賞もしたよ。
センスより分析力があったんだと思う。
いきなりデザインするより、どうしたら入賞するかを考えてた。

大きなコンテストで何度も入賞していたこともあって、東京の大手アパレル会社からもお誘いがあったんだけど、東京での生活を望んでなかったから名岐地区の大きなメンズアパレル会社に入社した。
3年後には独立するって決めて、修行の為に入社したんだ。

3年経って引き抜きの話もあったんだけど、やっぱり自分のブランドをやりたいと思って独立して「EGO TRIPPING」をスタートさせた。
自分のブランドを自分のお店で販売したいっていう気持ちもあって「WORKAHOLIC」を同時にオープンさせた。

最初はお金もないからSTAFF2人と自分たちで内装とかもやっていたよ。



Q②今年で22年目を迎えますが、これまでを振り返るとどうですか?

良い点は人との出会いが大きいかな。
東京での初めての友達がMOTOAKI。MOTOAKIとカオリさん、YOSHIYAの3人との出会いは大きい。
カオリさんとは一緒に「HEADSHOP」始めて、時には大喧嘩したり良い相棒だったと思う。

辛いところは常に新しいアイテムを決まった型数、決まった期限までに生み出さないといけないところ。



Q③昨年のコロナ過でなにか変化はありましたか?

コロナ自体は大変なことなんだけど、自分にとっては良いキッカケになったかな。
アパレル業界も停滞、衰退の時代で、変革の時期に来てたから、何か新しいことを始めるキッカケになったと思う。

インスタライブを始めたり、ONLINE STOREをリニューアルしたり新しいことにもチャレンジしてる。
展示会をインスタライブで配信しているんだけど、アイテムを自分の言葉で伝えられる、理解してもらえるのが嬉しい。
お客様との距離も近くなったと思う。

プライベートに関しては、遊びが大好きだから出歩けないのが辛いし、友達に会えないのは寂しい。
でも逆にファッションへの熱が上がっていて、本来の自分の立ち位置に戻って、見直す時間になっているよ。
本も凄い量読んでいるし。
髪も伸ばせたしね笑

 


Q④年4回のコレクション、品番数もかなりの量がありますが、デザインの仕方、ひらめき方はありますか?

いきなりデザインって思い浮かぶものじゃないから常日頃から頭のどこかで考えているんだろうね。
芸人のネタ帳みたいに情報収集してる笑
洋服以外からのインスピレーションも多くて、昔は趣味のキックボクシングのバンテージからインスピレーションしたアイテムもリリースしたね。
常にどこかで"服"のことを考える思考になっているんだと思う。


Q⑤今期のおすすめアイテムを教えてください!

「GURKA SANDAL」と「SAN駄」はおススメ。
とにかく快適さと履きやすさにこだわったから。一回履いたらクセになると思う。自分もヘビロテ間違いなしだね。
今期はストリートよりモダンに寄ったアイテムが多いから、とんがったヤンチャな人に大人のムードのある色っぽい着回しを楽しんでほしい。

 

Q⑥EGO TRIPPINGはミュージシャンの愛用者も多い印象ですが、交友関係を教えてください!!

もともと交友関係を持つことが得意な方じゃないんだけど、気付いたらみんな近くにいる感じ。
パンクからビジュアル系、JAZZまで音楽やっている仲間は多いね。

今期は俳優の浅野忠信さんとのコラボレーションアイテムもリリースしてる。
浅野さんの個性的な絵をどう洋服に落とし込むか、苦労したけど楽しかったね。浅野さんが着用しても、しっかり似合うアイテムに仕上がったと思う。

 


Q⑦このページを見ているみなさんにメッセージをどうぞ!

外面、内面どちらも格好良い大人の男でいつまでもいて欲しいですね。
「EGO TRIPPING」「GARROT」がそのお役に立てるように頑張っていきますね!!